芦ノ湖を望む元箱根に位置する高級旅館「和心亭 豊月」に宿泊しました!
建物の雰囲気も客室も従業員の方々のおもてなしも格別で、やはり高級旅館は素晴らしいなと思いました。今回はそんな「和心亭 豊月」の宿泊の様子をお届けします。
読み方 | はこねあしのこおんせん わしんてい ほうげつ |
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住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根90 |
電話番号 | 0460-83-7788 |
公式サイト | こちら |
箱根に向かって出発!
これまで何度も箱根には足を運んでいますが、いつもお財布に優しめのホテルや旅館を利用していましたので、朝からうきうき気分で出発しました。
新宿から箱根ロマンスカーに乗って箱根湯本駅へと向かいます。乗ったのは「VSE(50000形)」と呼ばれるロマンスカーです。
朝10時10分発のロマンスカーでしたので、車内でお弁当を頂くことにしました。
当日直接購入することも可能ですが、今回は事前に電話予約しておきました。予約していると座席までお弁当を持ってきてくれます。
可愛らしいロマンスカーVSE弁当です。食べた後も容器として使えます。
箱根湯本駅に到着してから箱根登山バスや伊豆箱根バスに乗って、宿のある元箱根まで直接行っても良かったのですが、時間はたっぷりありましたので、箱根登山鉄道→箱根登山ケーブルカー→箱根ロープウェイ→箱根海賊船と乗り継いで行くことにしました。
箱根登山鉄道で強羅に行き、強羅からケーブルカーで早雲山に行きましたが、ここまで写真を撮り忘れるという痛恨のミス…。早雲山から乗ったロープウェイのゴンドラの中から写真を撮りました。
ロープウェイで大涌谷まで来ました。真っ黒の黒たまごが名物となっていて、多くの方が食べていました。
大涌谷からロープウェイを乗り継いで、桃源台へと向かいます。
早雲山から大涌谷まではロープウェイで登っていく感覚ですが、大涌谷から桃源台へは下りていく感じです。
桃源台には港があり、こちらから箱根海賊船に乗り込みます。船の上から360度芦ノ湖の様子を眺めれます。
私たちが乗ったのは、箱根町港を経由して元箱根港に行く海賊船でしたので、途中で一度箱根町港で止まりました。
そして、元箱根港に到着しました。港を出るとすぐのところに大きな鳥居が!
こちらは「箱根神社の大鳥居」と呼ばれていて、箱根観光の定番スポットの一つになっています。
そんな大鳥居のすぐ近くにある成川美術館です。事前に旅館に送迎をお願いしていて、指定された場所がこちらでした。
美術館前で待っていると運転手の方がいらして、近くの駐車場へと移動し、そこからマイクロバスで旅館へと向かいました。
旅館に到着!
和心亭 豊月に到着すると、まずはこちらの部屋へと通されます。
玄関口の近くに設けられている部屋で、こちらでチェックインやチェックアウトの手続きを行います。
大きな窓からは元箱根を眺められるため、双眼鏡も用意してありました。
チェックイン時に頂いた和菓子とお茶です。
最高の部屋!
今回泊まったのは「大月の間」と呼ばれる、和心亭 豊月の中でも屈指の眺望を誇る部屋です。3階の一番奥に位置しています。メインの和室は14畳もあり、広々としています。
総面積は76平米で、最大7人まで利用可能となっていますので、グループ旅行や親子3代の慶事などにもよく利用されているとのことでした。
芦ノ湖もしっかりと見えます。紅葉の時期は特に人気が高いそうです。
6畳のこたつ部屋と、同じく6畳の和室です。今回はこちらの和室を寝室として使いました。
ルームサービスも充実しています。
十四代や獺祭などといった高級日本酒、森伊蔵や魔王などといった高級焼酎など、日本を代表するお酒が特に充実していました。
冷蔵庫には「箱根山の天然水」と名付けられたミネラルウォーターがありました。
なんと和心亭 豊月の玄関前で汲み上げているとのこと。いつでも継ぎ足し可能です。
お手洗いと洗面台とお風呂です。お風呂はもちろん檜風呂となっています。
なお、今回は大浴場を利用しましたが、浴場は当然ながら写真NGですので、写真はありません。公式サイトから確認できます。
夜のお食事
大浴場で温泉を楽しんだら、今度は食事のお時間です。写真を見て頂ければ分かるとおり、どのメニューからも日本らしさを感じられます。
とてもおいしかったのはもちろんのこと、次のメニューに進むタイミングも非常に良かったです。
可愛らしい箸置きは猿をモチーフに作られたものでした。申年(2016年)にお邪魔したので、猿だったのかも…!
最後はデザートで締めです。
部屋に戻るとお布団が準備されていました。本当に至れり尽くせりです。
温泉で疲れを癒やして、おいしいご飯でお腹を膨らませましたので、ぐっすりと眠ることができました。
朝のお食事
朝はちょっと早起きして再び温泉に入り、そして朝ご飯を食べに向かいました。朝ご飯もとてもおいしかったです。
残念ながらチェックアウトの時間となってしまいました。チェックイン時に使った部屋でチェックアウトも行います。この際に、コーヒーと紅茶から好きな方を選んで出してもらえます。
東京に帰る
帰りも元箱根港から海賊船に乗り、桃源台へと向かいます。
桃源台から箱根登山バスに乗って、箱根ガラスの森美術館に立ち寄りました。
箱根ガラスの森美術館から再び箱根登山バスで箱根湯本駅へ。
帰りのロマンスカーは展望席を利用しました。進行方向がよく見えて、一般座席よりもロマンスカーの旅を楽しむことができました。
まとめ
1泊2日の箱根の旅の様子をお届けさせて頂きました。
メインは「和心亭 豊月」ですので、特にお部屋やお食事の写真をたくさん紹介させて頂きましたが、もう本当に至福の時とはこういうことを言うんだなと思わされるほどでした。
箱根に位置する他の旅館やホテルと比べると価格は高めになりますが、間違いなく価格以上のおもてなしをご提供頂けました。
部屋も温泉も食事も従業員の方々も最高の「和心亭 豊月」、非常におすすめです!