山梨県で人気のお城&DoCoJapanおすすめ城跡をご紹介!

山梨県はかつて甲州に属していて、甲府藩と谷村藩が存在していました。日本100名城に数えられている「甲府城」と「武田氏館」はどちらも山梨県の県庁所在地である甲府市に位置しています。後者は甲府駅からバスに乗り換える必要がありますが、前者は甲府駅から歩いて数分で到着します。

甲府城

武田氏滅亡後、武田氏の一族の館があった場所に築城が始められ、一時的な中断を越え1590年代前半には完成したと言われている山梨県唯一の近世城郭です。完成後は甲斐の政治的中心となり、江戸時代には将軍連枝などが城主になるなど重要な城となりました。

天領となった後は幕府の甲府勤番が在城しましたが、1727年には大火で本丸御殿などが消失、明治に入ると廃城となり、ほとんんどの建物は取り壊されました。城跡は鶴舞公園として整備されており天守台を含む石垣や堀などが残っており、2003年には稲荷櫓、2007年には山手渡櫓門が復元されています。

読み方 こうふじょう
別名 舞鶴城 一条小山城
住所 山梨県甲府市丸の内1丁目
電話番号 055-227-6179
公式サイト こちら
城郭構造 梯郭式平山城
天守構造 不明
築城主と築城年 徳川家康 1583年
主な城主 浅野氏・徳川氏・柳沢氏
廃城年 1873年
営業時間 9時~17時
定休日 月曜日(祝日は開館)
祝日の翌日
入場料 無料
駐車場
アクセス JR中央線甲府駅南口から徒歩5分

武田氏館

躑躅ヶ崎館跡とも呼ばれ、戦国期に甲斐、信濃に勢力を伸ばした戦国大名武田信玄の父・信虎の代に築かれた居館で以後三代にわたり本拠とされました。中世城館を代表する遺構をもっていると言われており日本の100名城にも選ばれています。

よく武田信玄は「人は石垣、人は城」のイメージから城を持たなかった様に思われますが、この躑躅ヶ崎館は「城」と付いてないだけで大規模な堀や石垣を有する実質的な城郭であり、背後には要害山城を詰の城に持っていました。

武田氏滅亡後、織田領を経て、さらにその後入府した徳川家康によって甲斐運営の拠点として拡張され天守も築かれましたが、甲府城が完成されるとその役目を終えました。現在、天守跡に武田神社が建てられています。

読み方 だけだしやかた
別名 武田神社 躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)
住所 山梨県甲府市古府中町2611
電話番号 055-252-2609
公式サイト こちら
城郭構造 連郭式平城
天守構造 不明
築城主と築城年 武田信虎 1519年
主な城主 武田氏・河尻秀隆・徳川氏・豊臣秀勝・加藤光泰・浅野長政
廃城年 1594年
営業時間 9時30分~16時30分
定休日 ×
入場料 一般300円 小中学生150円(宝物殿のみ有料)
駐車場 150台以上・無料
アクセス 「武田神社」バス停より徒歩すぐ