山口県で人気のお城&DoCoJapanおすすめ城跡をご紹介!

山口県はかつて防州と長州に属していて、萩藩(山口藩・長州藩)や岩国藩や徳山藩などが存在していました。「岩国城」と「萩城」という2つの城が日本100名城に指定されていて、どちらも城跡は公園として整備されています。前者は吉香公園、後者は指月公園に位置しています。

萩城

中国地方に覇を唱えた大大名毛利氏も、関ヶ原の戦いで西軍の敗北により大幅減封されて領国は長門、周防の二ヶ国となってしまいました。その為、広島城かに変わる本城として、毛利輝元によって1604年に築城が開始されました。

それ以後は防長二州の政治の中心となっていましたが、1863年に藩主・敬親によって幕府に許可なく藩庁が山口政治堂に移されました。明治に入ると廃城令により、1874年には天守などの建物も破却されてしまいました。

読み方 はぎじょう
別名 指月城
住所 山口県萩市堀内字城内1−1
電話番号 0838-25-3131
公式サイト こちら
城郭構造 梯郭式平城と山城
天守構造 ×
築城主と築城年 毛利輝元 1604年
主な城主 毛利氏
廃城年 1874年
営業時間 4月~10月:8時~18時30分
11月~3月:8時30分~16時30分
定休日 ×
入場料 一般210円 小中学生200円
駐車場
アクセス JR山陽本線玉江駅より徒歩20分
JR山陽本線東萩駅より徒歩25分
「萩城跡・指月公園入口」バス停より徒歩4分

岩国城

中国一の大大名・毛利氏は関ヶ原の戦い敗北後に大幅に領地を削減され防長二州に押し込まれ、毛利氏の支族・吉川広家も米子城を退き1601年、新たに岩国城を築城しました。最初は居館としての麓の「土居」と戦時用の山頂の「横山城」とがありましたが「横山城」は1615年の一国一城令に合わせて破棄されました。

現在の天守は1962年に、横山山頂に以前の天守台より30メートル離れた場所に再建された復興天守です。これは錦帝橋からの見栄えを考慮したもので、本来の天守台も1995年に発掘復元されています。

読み方 いわくにじょう
別名 横山城
住所 山口県岩国市横山3丁目城山
電話番号 0827-41-1477
公式サイト こちら
城郭構造 連郭式山城
天守構造 複合式望楼型4重6階
築城主と築城年 吉川広家 1601年
主な城主 吉川氏
廃城年 1615年
営業時間 9時~16時45分
定休日 ロープウェイ点検日(要問い合わせ)
入場料 一般260円 小学生120円
駐車場
アクセス 自家用車もしくはタクシー