和歌山県で人気の温泉地&DoCoJapanおすすめ温泉街をご紹介!

日本三古湯のひとつである「白浜温泉」や、日本三美人の湯のひとつである「龍神温泉」、全部で200近くの源泉がある「南紀勝浦温泉」などが全国的に知られています。海から近いところも多く、素晴らしい景色や新鮮な海の幸を楽しむこともできます。

加太淡嶋温泉

県の最西端にある加太に位置していて、海を眺める景色が素晴らしいことで知られている温泉です。この地は古くから「万葉集」に歌われるほど景色の良い地として人気があり、現在も和歌山有数の観光地として多くの観光客を集めています。大阪や淡路島からのアクセスが優れているのも魅力的なポイントです。

複数の温泉旅館が集まっていて、中には海を眺めながら入ることができる露天風呂を用意しているところや、船の形をしたユニークな露天舟風呂を設けているところもあります。海からすぐということでマリンレジャーが充実しており、海水浴やヨットや釣りなどといったレジャーを楽しむこともできます。

読み方 かだあわしまおんせん
住所 和歌山県和歌山市
公式サイト こちら
効能 リウマチ・慢性便秘・皮膚病など
源泉数 1
泉質 重曹泉・炭酸水素塩泉・塩化物泉・ナトリウム塩化物泉
泉温 25.5度
アクセス 南海加太駅から車で5分

川湯温泉

北海道にも同名の温泉がありますが、こちらは和歌山県にある温泉です。「紀伊山地の霊場と参詣道」という登録名で世界遺産に登録されている熊野川の支流、大塔川周辺に複数の宿泊施設が集まっています。

川湯温泉はとてもユニークなことで知られていて、実は川のそばの砂場(石場)を掘るとそこから温泉が湧いてくるのです。

そのため、特に夏には川で水遊びをしながら、そばで地面を掘って、オリジナルの露天風呂を作っている人をよく見かけます。もちろんこのオリジナル露天風呂以外にも、各旅館が用意している温泉に入浴することもできますのでご安心下さい。

周辺の観光施設としては重要文化財に指定されている「熊野本宮大社」が最も有名です。自動車で約10分くらいで到着しますので、ぜひ併せて訪ねてみて下さい。

読み方 かわゆおんせん
住所 和歌山県田辺市本宮町
公式サイト こちら
効能 神経痛・筋肉痛・疲労回復など
源泉数 5
泉質 ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉ほか
泉温 65~87度
アクセス 龍神バス本宮大社前行き「川湯温泉」バス停下車すぐ

南紀勝浦温泉

「紀州・湯のくに」と称されるほどの和歌山県。その中でも那智勝浦町には県下一を誇る200本もの多種多様な源泉があり、白浜温泉と並んで和歌山県を代表する温泉地として知られています。旅館やホテルの温泉はもちろんのこと、公衆浴場もありますので、気軽に立ち寄って温泉に入れます。

周辺には自然景観を楽しめる数々の名所があり、観光も思う存分に満喫できます。特に、世界文化遺産の指定を受けた「紀伊山地の霊場と参詣道」に含まれる場所は、以前よりも更に観光客からの人気が高まりました。

読み方 なんきかつうらおんせん
住所 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦
公式サイト こちら
効能 神経痛・打ち身・慢性婦人病など
源泉数 200
泉質 単純硫黄泉・塩化物泉・単純温泉など
泉温 25~60度
アクセス JRきのくに線紀伊勝浦駅からすぐ

龍神温泉

日本三美人の湯に選ばれているほか、日本百名湯や名湯百選などにも選ばれている人気の温泉です。江戸時代には歴代の紀州徳川藩主の別荘地として栄えたという歴史ある名湯として知られています。

自然が豊かな田舎に位置しているため、アクセスや周辺施設の利便性はあまりよくありませんが、ゆっくりと温泉を楽しめます。美肌効果の高い泉質で日本三美人の湯のひとつにも数えられています。また、アウトドアライフを楽しめる施設も充実しているので、温泉と併せて楽しめます。

読み方 りゅうじんおんせん
住所 和歌山県田辺市龍神村龍神
公式サイト こちら
効能 美肌・やけど・疲労回復など
源泉数 3
泉質 ナトリウム-炭酸水素塩泉
泉温 47度
アクセス JR紀伊田辺駅から龍神バス龍神温泉行きで1時間20分

白浜温泉

万葉集にもうたわれた白浜温泉は、別府温泉と並ぶ日本屈指の温泉郷です。「南紀白浜温泉」と表記されることもあります。温泉として非常に歴史が古く、日本三古湯のひとつに数えられています。数多くの温泉施設や宿泊施設があることに加えて、マリンリゾートとしても知られています。

千畳敷や三段壁や円月島などといった景勝地が点在しているうえ、周辺には「アドベンチャーワールド」という大型アミューズメント施設があることから、観光やレジャーの拠点としても大人気です。

読み方 しらはまおんせん
住所 和歌山県西牟婁郡白浜町白浜、湯崎ほか
公式サイト こちら
効能 婦人病・胃腸病・疲労回復など
源泉数 55
泉質 塩化物泉・炭酸水素塩泉など
泉温 40~83度
アクセス JRきのくに線白浜駅から明光バス新湯崎・三段壁行きで10~20分