ザ・リッツ・カールトン東京には複数のレストランやバーがありますが、そんな中でも日本料理を提供する「ひのきざか」にてディナーコースを楽しんできました。

一般のテーブルでも周りが気になることはほとんどありませんが、より特別感の強いセミプライベートルームでの食事の様子をお届けしたいと思います。

読み方 ひのきざか
住所 東京都港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウン ザ・リッツ・カールトン東京
電話番号 03-6434-8711
ランチタイム 11:30~14:30
ディナータイム 17:30~22:00
公式サイト こちら

景色が最高のセミプライベートルーム

天気が良いと富士山まで見渡すことができるということは事前に調べて知っていたのですが、当日も天気がそこそこ良かったため、富士山が見えました。ちょっと分かりにくいですが、2枚目の写真の中央上部に見えているのが富士山です。

乾杯は2006年産のドン・ペリニヨンで。

華(はなやぎ)

ひのきざかでは、華(はなやぎ)と雅(みやび)という2種類のディナーコースが用意されています。

予約時に事前に伝えておくこともできますし、当日メニューを見てから決めることも可能です。

今回は両方とも頼みましたのでまずは「華」の方からお伝えしたいと思います。

乾杯をして最初に出てきたのが「座付き」です。本鮪を炙ったおしゃれな一品となっています。

「先付け」は3つの小皿が出てきました。焼き甘鯛や渡り蟹の酢の物などといった海鮮中心のメニューです。

「お椀」は可愛らしい入れ物で登場しました。中には松茸もしっかり入っていて、香味豊かな一品でした。

「割鮮と握り」です。どれも新鮮で味が良く、醤油はほとんど付けなくてもおいしかったです。

「焼物」として和牛炭火焼きが出てきました。軟らかくておいしいのは当然ですが、独特な入れ物と秋を感じさせる添えられた葉も良かったです。

お肉の次は「天麩羅」です。帆立明太・車海老・舞茸・万願寺唐辛子の4品で構成されています。

続いて「煮物」が出てきました。煮た賀茂茄子におろしと雲丹をふんだんにのせた一品となっています。

良い意味で想像を大きく超えてきたのが最後の「食事」でした。秋刀魚の炊き込みご飯です。

ここまで色々食べてきて、お酒も飲んでいたので、軽く満腹感もあったのですが、そんなことは関係ないと思えるほどおいしく、ペロリと食べてしまいました。

デザートの「水菓子」です。葡萄ブランマンジェとなります。

一番右下のデザートだけ異なりますが、今回頂いた華コースをまとめてみました。

雅(みやび)

先に華をご紹介させて頂きましたが、今度は雅のご紹介です。こちらの雅も、華に負けず劣らず大変おいしかったです。

まずは「先付け」です。渡り蟹の酢の物と茸のごま和えが出てきました。

「お椀」は甘鯛と胡麻豆腐がメインの一品で、見ていて透き通るような綺麗さがありました。

最も印象に残っているのが「お造里」です。秋らしい演出がされていて、見て食べて2度楽しめました。

途中の「お凌ぎ」を写真に収め忘れてしまいましたので、こちらは「焼き物」になります。「焼き物」も秋を感じさせる一品でした。

「炊き合わせ」です。真ん中に大きな松茸が入っていて、味も香りも堪能できました。

「揚げ物」として出てきたのが賀茂茄子田楽です。ほのかな甘みも感じられておいしく頂きました。

最後の「食事」は栗ご飯です。今年に入って初の栗ご飯でしたので、秋の味覚を満喫できました。

デザートには冷たい「水菓子」が出てきました。アイスクリームも甘すぎずちょうど良かったです。

右下のデザートは華コースのものとなりますが、雅コースを一枚の写真にまとめてみました。

まとめ

ザ・リッツ・カールトン東京で食事をすること自体が初めてで、お店の雰囲気にも料理の味にも期待して行きましたが、どちらも想像を超えてきました。

セミプライベートルームは2面の壁が大きなガラスになっていて、夜が深まれば深まるほど東京の夜景が綺麗に映えました。

ちなみに、帰る際には他のテーブル席やカウンター席からの景色も確認しましたが、セミプライベートルームほどではないものの、十分に外の景色を楽しめる構造となっていて、接待やデートなどで相手に好印象を与えること間違いなしです。

また、もう言及するまでもないかもしれませんが、コース料理は全てがおいしく、本当にどの料理も少しも残さずに全て頂きました。

今回は秋(10月)にお邪魔したので秋らしい内容となっていましたが、冬や春や夏の時期にどのように変わるのかも気になるところです。お財布と相談しながら記念日などのタイミングでまたお邪魔できる日を楽しみにしています。