静岡県で人気の温泉地&DoCoJapanおすすめ温泉街をご紹介!

温泉大国として知られる日本には数多くの温泉地がありますが、その中でも静岡県には全国的に知られている人気温泉地が複数あります。東京や神奈川などといった大都市からのアクセスが良く、公共交通機関でも簡単に行けるという点も大きなメリットです。

熱海温泉

首都圏からのアクセスに優れていて、毎年多くの旅行客がやってくる日本を代表する温泉の一つです。日本三大温泉場の一つに数えられており、全国的に高い知名度を誇っています。海岸線に沿って旅館やホテルが建ち並んでおり、駅近辺から海岸沿いまで温泉街が広がっています。夏冬の花火大会も有名です。

約1500年もの歴史を持っており、江戸時代には徳川家康が家臣とともに訪れ、それ以来、徳川家御用達の名湯として名を馳せました。ちなみに、周辺にある観光名所として「熱海梅園・景勝地錦ヶ浦・MOA美術館・お宮の松・初島」などが人気となっています。ぜひ併せて足を運んでみて下さい。

読み方 あたみおんせん
住所 静岡県熱海市熱海
公式サイト こちら
効能 関節痛・婦人病・疲労回復など
源泉数 544
泉質 塩化物泉・硫酸塩泉など
泉温 約66度
アクセス JR東海道新幹線熱海駅

伊東温泉・宇佐美温泉

伊東温泉は伊豆半島の東海岸に位置している温泉です。駅からすぐに温泉街が広がっているのでアクセスも良好です。庶民的な民宿から、大型観光ホテルまで多種多様の宿泊施設が点在しています。

約780箇所から湧き出る温泉は、毎分33,000リットルで、全国でも第3位の源泉数を誇ります。そのため、かけ流しの源泉宿も多いです。温泉街には飲み屋も多く、歓楽的要素も楽しめます。

そんな伊東温泉から駅1つ離れた場所にあるのが宇佐美温泉です。伊東温泉ほど温泉街は発展していませんが、多くの方に利用されています。なお、以下の基本情報は上段が伊東温泉、下段が宇佐美温泉の内容となっています。

読み方 いとうおんせん
うさみおんせん
住所 静岡県伊東市
公式サイト http://www.itospa.com/
こちら
効能 痔疾・切り傷・慢性婦人病など
五十肩・打ち身・神経痛など
源泉数 301
21
泉質 単純温泉 ナトリウム-塩化物泉など
泉温 25~69度
26.7~100度
アクセス JR伊東駅
JR宇佐美駅

伊豆長岡温泉

伊豆の国市にある温泉です。源氏山と呼ばれる低い山を挟んで西側と東側に温泉街が広がっています。西側は長岡地区と呼ばれ、こちら側にある温泉は明治時代に見つけられました。東側は古奈地区と呼ばれ、こちら側の温泉は1300年前に発見されたと言い伝えられています。なんと源頼朝も入浴したとされています。

周辺の観光施設が充実しており、「あわしまマリンパーク」と「伊豆・三津シーパラダイス」の2つの水族館を始め、天文台・美術館・植物園などがあります。伊豆長岡温泉のあるこのエリアでは、複数の場所から富士山を綺麗に眺めることができるのも大きな特徴です。

読み方 いずながおかおんせん
住所 静岡県伊豆の国市
公式サイト こちら
効能 美肌・痔疾・健康増進など
源泉数 約120
泉質 アルカリ性単純温泉など
泉温 60~70度
アクセス 伊豆箱根鉄道伊豆長岡駅からバス

下田温泉

下田温泉という表記ですが、実は下田市内にある複数の温泉の総称です。「蓮台寺・白浜・河内・観音・相玉」の各温泉から構成されています。

最初の2つ「蓮台寺」と「白浜」には複数の宿泊施設があり、温泉街となっていますが、河内には2つの宿泊施設、観音と相玉はそれぞれ一軒宿となっています。5つの温泉を合計すると1分当たり5,500リットルものお湯が湧出しています。

年間を通じて様々なイベントが開催されており、たとえば冬の時期には「アロエ祭り」「水仙祭り」「鬼射祭り」など、春の時期には「風の花祭り」「香りの花祭り」「黒船祭り」などを楽しめます。

更に、夏の時期には「下田太鼓祭り」「白浜海の祭典・花火大会」「ビルフィッシャーフェスタ」など、秋の時期には「伊勢海老祭り」「火逹祭り・三番叟」「イソギク祭り」などが行われています。

このようにイベントも豊富なため、1年を通していつの時期にいっても、異なる楽しみ方をすることができるという特徴があります。

読み方 しもだおんせん
住所 静岡県下田市
公式サイト こちら
効能 筋肉痛・神経痛・疲労回復など
源泉数 15
泉質 アルカリ性単純温泉
泉温 52.8度
アクセス 伊豆急行伊豆急下田駅から徒歩

修善寺温泉

同じ静岡県内にある熱海温泉と同様に、全国的に知名度が高い温泉です。伊豆半島には様々な温泉がありますが、その中でも最も歴史が長いのがこちらの修善寺温泉です。807年に弘法大師が開いたとされていて、「日本百名湯」にも選ばれています。温泉街の中心に桂川が流れ、河岸には温泉宿が建ち並んでいます。

温泉街は街のシンボル「修禅寺」の門前に開けており、歓楽的な雰囲気はありません。夏目漱石・芥川龍之介・尾崎紅葉・島崎藤村・川端康成などといった明治の文豪らに愛され、彼らの作品で修善寺を題材にしたものも数多く存在します。

読み方 しゅぜんじおんせん
住所 静岡県伊豆市修善寺
公式サイト こちら
効能 関節痛・神経痛・痔疾など
源泉数 6
泉質 アルカリ性単純温泉
泉温 61.2度など
アクセス 伊豆箱根鉄道修善寺駅から東海バス・伊豆箱根バス湯舟口行きで約8分