静岡県で人気のお城&DoCoJapanおすすめ城跡をご紹介!

静岡県はかつて豆州と駿州と遠州に属していて、府中藩(静岡藩)や浜松藩や韮山藩などが存在していました。日本100名城に選ばれている城を始めとした複数の城がよく知られています。静岡市内にあってアクセスが抜群に良い「駿府城」がその中でも特に有名で、人気を博しています。

熱海城

1959年に相模湾を望む錦ヶ浦の山頂に観光施設として天守閣を模して建てられた史実には基づかない天守閣風建築物です。外観5層、内部9階のその頂には、浅野祥雲作の金鯱を備え、展望台からは360度パノラマの絶景が見られます。

内部は各階、日本城郭資料館、武家文化資料館、仮装写真館「鹿鳴館」、浮世絵美術館、などになっています。

読み方 あたみじょう
別名 ×
住所 静岡県熱海市曽我山1933
電話番号 0557-81-6206
公式サイト こちら
城郭構造 不明
天守構造 不明
築城主と築城年 1959年
主な城主 ×
廃城年 ×
営業時間 9時~17時
定休日 年中無休
入場料 一般900円 小中学生450円
駐車場 1回500円
アクセス ロープウェイ頂上駅より徒歩3分
「熱海城前」バス停より徒歩すぐ
「錦ヶ浦」バス停より徒歩10分

浜松城

正確な築城年は不明ですが、今川貞相によって「曳馬城」として築城されたのが最初だと言われています。

遠駿両国を領有していた今川義元が桶狭間の戦いで討たれると、徳川家康が三河を固め徐々に進出し、遠江攻略の拠点、武田への備えとして1570年にこの城を拡張して居城としました。その時、「曳馬」は敗北を連想されることから「浜松」と名前が改められました。

江戸時代には主に譜代大名の領国となり、明治に入ると廃城になりましたが、1958年に特徴的な野面積みの石垣の上に復興天守が再建されました。

読み方 はままつじょう
別名 出世城
住所 静岡県浜松市中区元城町100-2
電話番号 053-473-1829
公式サイト こちら
城郭構造 梯郭式平山城
天守構造 不明
築城主と築城年 今川貞相 1504年~1520年
主な城主 飯尾氏・松平氏・堀尾氏・井上氏・水野氏
廃城年 1871年
営業時間 8時30分~16時30分
定休日 12月29日~31日
入場料 一般150円 中学生以下無料
駐車場
アクセス 浜松駅もしくは新浜松駅より徒歩20分
「市役所前停」バス停より徒歩6分

掛川城

文明年間(1469~1487年)に駿河守護の大名で遠江にも進出した今川義忠が家臣の朝比奈泰煕に命じ東海道をにらむ要所に築かれました。今川氏没落後は徳川家康が領有し、関東転封後は山内一豊が治め、城郭の大改修を行い、大規模な近世城郭へと生まれ変わりました。

江戸時代には譜代を中心に何家もの大名が入れ替わり、1854年には安政東海大震災において天守など多くの建物が倒壊しましたが、二の丸御殿は1861年には再建されました。

明治に入り廃城となりましたが再建された二の丸御殿は現存しており、天守も1994年に日本最初の本格的木造天守として再建されました。

読み方 かけがわじょう
別名 懸川城 懸河城 雲霧城 松尾城
住所 静岡県掛川市掛川1138-24
電話番号 0537-22-1146
公式サイト こちら
城郭構造 平山城
天守構造 複合式望楼型3重4階
築城主と築城年 朝比奈泰煕 1469年~1487年
主な城主 朝比奈氏・山内氏・太田氏
廃城年 1871年
営業時間 2月1日~10月31日:9時~17時
11月1日~1月31日:9時~16時30分
定休日 年末年始
入場料 一般400円 小中学生150円
※土曜日は小中学生無料
駐車場
アクセス 掛川駅から徒歩7分

小山城

1571年、旧今川領に進出してきた武田信玄により家臣・馬場信春が以前今川氏の砦があったこの地に築城しました。丸馬出しと三日月堀という甲州流築城術の特徴を持ち、特に三日月堀が三重になった非常に珍しい構造を有しています。

1582年に徳川家康によって落城、廃城となりましたが、1987年には三の丸跡に犬山城を模した模擬天守が「展望台小山城」として建てられ、展示室にもなっています。

読み方 こやまじょう
別名 ×
住所 静岡県榛原郡吉田町片岡2519-1 能満寺山公園内
電話番号 0548-33-2122
公式サイト こちら
城郭構造 連郭式平山城
天守構造 模擬3層5階
築城主と築城年 馬場信春 1571年
主な城主 大熊朝秀
廃城年 1582年
営業時間 9時~16時30分
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)
入場料 一般200円 こども100円
駐車場 あり・無料
アクセス 「吉田高校前」バス停より徒歩5分

駿府城

もともとこの地は室町期、守護職として駿河を治めていた今川氏が城館を構えていました。桶狭間の戦い後、武田領となりますが武田氏も滅亡し、駿河に勢力を伸ばした徳川家康が天正期に天守を持った近世城郭を築城しました。

江戸幕府開府後、将軍職を辞した家康は自身の隠居城として天下普請をして大規模改修をおこないましたが、1607年火災により天守や本丸などを消失。1610年にはすぐ再建されましたが、1635年には再度焼失してしまいました。

1638年にはまた再建されるも、その時には天守は再建されず、明治に入ると廃城され、1896年には歩兵隊駐屯地となり城郭施設は取り壊されました。戦後は駿府公園として整備が進められています。

読み方 すんぷじょう
別名 府中城 静岡城
住所 静岡県静岡市葵区駿府城公園1
電話番号 054-221-1433
公式サイト こちら
城郭構造 輪郭式平城
天守構造 慶長2期
築城主と築城年 徳川家康 1585年
主な城主 徳川氏・中村氏・内藤氏
廃城年 1869年
営業時間 9時~16時30分
定休日 月曜日(祝祭日は営業)
入場料 一般200円 子ども50円
駐車場 ×
アクセス JR静岡駅より徒歩10分

山中城

永楽年間(1558~1570年)頃に北条氏康によって造られた、西の防衛線となる小田原城の支城で箱根十城の一つに数えられました。対豊臣秀吉に改修が急がれていましたが1590年の小田原征伐時には間に合わず落城しました。

曲輪や堀、石垣などはきちんと整備、保護されており、北条氏以外の手の入っていない城郭でもあり北条築城を知る上での重要な遺構となっています。

読み方 やまなかじょう
別名 ×
住所 静岡県三島市山中新田字下ノ沢
電話番号 055-975-3111
公式サイト こちら
城郭構造 山城
天守構造 ×
築城主と築城年 北条氏康 1558年~1570年
主な城主 松田氏
廃城年 1590年
営業時間 ×
定休日 ×
入場料 ×
駐車場 あり・無料
アクセス 三島駅からバス
三島駅から徒歩180分