佐賀県で人気のお城&DoCoJapanおすすめ城跡をご紹介!

佐賀県はかつて肥州に属していて、佐賀藩(肥前藩)や唐津藩や鹿島藩などが存在していました。県内には3つの日本100名城があるほか、立派な模擬天守が構えられている唐津城も有名です。縄文時代からの遺跡が残されている「吉野ヶ里遺跡」は特に歴史的価値の高い施設となっています。

唐津城

豊臣秀吉の家臣であった寺沢広高が関ヶ原の戦いでは東軍につき天草を加増され、1602年より築城を開始しました。

その築城に際し廃城となった名護屋城の遺材も使用され、当初は天守も持っていたとも言われていますが天守台を残すのみで存在が確認されていません。1871年に廃城になり建物は取り壊されましたが1966年に模擬天守が建てられています。

読み方 からつじょう
別名 舞鶴城
住所 佐賀県唐津市東城内8-1
電話番号 0955-72-5697
公式サイト こちら
城郭構造 連郭式平山城
天守構造 複合式望楼型5層5階地下1階
築城主と築城年 寺沢広高 1608年
主な城主 寺沢氏・土井氏・水野氏・小笠原氏
廃城年 1871年
営業時間 9時~17時
定休日 12月29日~31日
入場料 一般400円 14歳以下200円
駐車場 あり・有料
アクセス JR唐津駅より徒歩25分
「唐津城入口」バス停より徒歩すぐ

名護屋城

豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)に際し、1591年に築城されました。大陸侵攻を目指す秀吉はその前線の陣城として玄界灘に面した丘陵部に大規模な城を築き、朝鮮へ向う全国の諸大名が集結してきました。

秀吉の死後、朝鮮出兵はは取り止められ、そのまま廃城になり、一部は唐津城に移築になりました。江戸時代に入ると、島原の乱の経験から一揆などの拠点にされることを防ぐ目的で、遺構が破壊されています。

読み方 なごやじょう
別名 名護屋御旅館
住所 佐賀県唐津市鎮西町名護屋
電話番号 0955-82-5774
公式サイト こちら
城郭構造 梯郭式平山城
天守構造 ×
築城主と築城年 豊臣秀吉 1591年
主な城主 豊臣氏
廃城年 1598年
営業時間 ×
定休日 ×
入場料 大学生以上100円
駐車場 あり・無料
アクセス 「名護屋城博物館入口」バス停より徒歩5分

佐賀城

もともとは九州北西部に勢力を誇っていた龍造寺氏が居城としていた村中城を実質的に佐賀藩主となった鍋島直家が1602年に大規模拡張、改修を始めたものです。

その子・勝茂の代になり1811年にはようやく完成をみますが、何度も火災にあい焼失し再建されましたが、天守は1726年の焼失以来再建されていません。城内が見えないように土塁に松など植えられたことや、敵の攻撃時には主要部以外が水没させれる様になっていたことから「沈み城」と呼ばれていました。

明治に入り佐賀の乱で建物の大半が焼失してしまいましたが、鯱の門及び続櫓は残っています。また2004年には本丸御殿を一部忠実に復元した佐賀城本丸御殿歴史館がオープンしました。

読み方 さがじょう
別名 佐嘉城 栄城 沈み城 亀甲城
住所 佐賀県佐賀市城内2-18-1
電話番号 0952-41-7550
公式サイト こちら
城郭構造 輪郭梯郭複合式平城
天守構造 ×
築城主と築城年 鍋島直茂・勝茂 1602年
主な城主 鍋島氏
廃城年 1871年
営業時間 9時30分~18時
定休日 12月29日~31日
入場料 寄付制
駐車場 80台以上
アクセス JR佐賀駅南口から徒歩25分
「佐賀城跡」バス停から徒歩すぐ

吉野ヶ里遺跡

吉野ヶ里丘陵にある弥生時代を代表する大規模な環濠集落の遺跡です。以前より遺物、遺構が周辺で発見されていましたが、1989年に一部新聞報道されて以降、非常に高い注目を浴びるようになりました。

防御的な特徴も有しており日本最初の城郭の遺構とも言われ、物見櫓や環濠、柵、高床式倉庫、竪穴式住居、高床住居、逆茂木、墳丘墓などが復元されています。

読み方 よしのがりいせき
別名 ×
住所 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手1843
電話番号 0952-55-9333
公式サイト こちら
城郭構造 ×
天守構造 ×
築城主と築城年 不明 縄文時代
主な城主 不明
廃城年 不明
営業時間 9時~17時(6月~8月は18時まで)
定休日 12月31日・1月の第3月曜日とその翌日
入場料 一般400円 小中学生80円 幼児無料 65歳以上200円
駐車場
アクセス 吉野ヶ里公園駅から公園東口まで徒歩15分
神埼駅から公園西口まで徒歩15分