沖縄県で人気のお城&DoCoJapanおすすめ城跡をご紹介!

沖縄県はかつて琉球王国として知られていて、琉球藩が存在していました。県内には日本100名城に数えられている城が3つありますが、いずれも「琉球王国のグスク及び関連遺産群」という名称で世界遺産にも登録されています。特に首里城は沖縄観光で外せない人気の名所となっています。

中城城

14世紀後半頃、先中城按司によって建てられたと言われています。1440年に琉球王国建国の功臣・護佐丸が尚氏の命により移り、勝連城への牽制の為に命じられて大改修が行なわれましたが、1458年には謀反の疑いを掛けられて攻められ自害してしまいます。

その後も中山王の居城として使用され、1609年の薩摩藩の侵攻後も番所が置かれました。明治以降も村役場として使用されるなどし、現在も非常に良好な状態で石垣、石門、城壁などが残っています。

読み方 なかぐすくじょう
別名 ×
住所 沖縄県中頭郡北中城村字大城503
電話番号 098-935-5719
公式サイト こちら
城郭構造 山城
天守構造 ×
築城主と築城年 先中城按司 14世紀後半
主な城主 先中城按司・護佐丸盛春
廃城年 1458年
営業時間 8時30分~17時(5月~9月は18時まで)
定休日 年中無休
入場料 一般400円 中高生300円 小学生200円
駐車場 50台以上・無料
アクセス 自家用車もしくはタクシー

今帰仁城

琉球王国統一以前、三山時代と呼ばれた三王国の一つ北山王の居城です。13世紀頃、湧川按司によって造られたと言われる堅牢な石垣が廻らされた山城で、その石垣は今に残ります。

1416年に攀安知(はんあんち)が琉球を統一した尚巴志(しょうはし)によって攻められて落城し、以後も重要拠点として監守が置かれていましたが1665年に廃城となりました。

読み方 なきじんぐすく なきじんじょう
別名 北山城
住所 沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5101
電話番号 0980-56-4400
公式サイト こちら
城郭構造 山城
天守構造 ×
築城主と築城年 湧川按司 13世紀頃
主な城主 北山王・第一尚氏
廃城年 1665年
営業時間 8時~18時
定休日 年中無休
入場料 一般400円 小中高生300円 小学生未満無料
駐車場 あり・無料
アクセス 「今帰仁城跡入口」バス停より徒歩15分

首里城

詳細は不明ですが、調査によると14世紀頃に三山時代の中山の城(グスク)として建てられました。尚巴志によって琉球統一がなると王都となり、改修を経て琉球最大規模となりました。明治以降も正殿などは残っていましたが、1945年の沖縄戦や琉球大学の建設などによりその遺構のほとんどが消えてしまいました。

1958年の守礼門など、一部は再建がされていましたが、1979年の琉球大学移転に伴い徐々に本格再建が開始され、1992年には正殿を中心とした城郭の再建が完成し「首里城公園」となっています。

現在「首里城祉」は「琉球王国のグスクおよび関連遺産郡」として他のグスク等とともにはユネスコの文化遺産に登録(2000年)されています。

読み方 しゅりじょう すいぐすく
別名 御城
住所 沖縄県那覇市首里金城町1-2 首里城公園
電話番号 098-886-2020
公式サイト こちら
城郭構造 山城
天守構造 ×
築城主と築城年 不明 14世紀末
主な城主 第一尚氏・第二尚氏
廃城年 1879年
営業時間 4,5,6,10,11月:8時30分~19時
7,8,9月:8時30分~20時
12,1,2,3月:8時30分~18時
定休日 7月の第1水曜日とその翌日
入場料 一般800円 高校生600円 小中学生300円 小学生未満無料
駐車場 あり・有料
アクセス 「首里城前」バス停より徒歩3分
「山川」バス停より徒歩15分