大分県で人気の温泉地&DoCoJapanおすすめ温泉街をご紹介!

温泉の宝庫として知られる大分は日本一の「おんせん県」です。日本を代表する名泉の「由布院温泉」と「別府温泉」があり、非常に多くの観光客が足を運んでいます。地熱量が豊富であることから、環境に優しい地熱発電所が稼働しているところもあります。

天ヶ瀬温泉

日田市に位置している温泉です。奈良時代に書かれた「豊後国風土記」に登場していて、こちらによると当時発生した大地震によって温泉が湧き出たとされています。つまり約1300年前から現在に至るまで、非常に長い歴史を誇る温泉であると言えます。

ちなみに、大分県には別府温泉という大分県だけではなく全国的に知られている人気の温泉がありますが、これらの温泉と共に、豊後大分の三大温泉のうちの一つに数えられています。各旅館やホテルで入浴することができるほか、共同の露天風呂が5つ設けられていて、いずれも100円で入浴できます。

天ヶ瀬温泉の全ての温泉で使うことができる「なんでもパスポート」というものも発行されていて、複数回りたいという方にはおすすめです。

読み方 あまがせおんせん
住所 大分県日田市
公式サイト こちら
効能 痔疾・糖尿病・筋肉痛など
源泉数 25
泉質 硫黄泉 アルカリ性単純温泉 ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉など
泉温 70~100度
アクセス JR天ケ瀬駅

別府温泉

全国屈指の名泉として知られている温泉です。お湯の湧出量と源泉の数は共に日本一となっています。別府温泉を始め、浜脇・観海寺・堀田・明礬・鉄輪・柴石・亀川の8つの温泉地から構成されている「別府八湯」は、それぞれ泉質が異なりバラエティーに富んでいます。

毎年4月には「別府八湯温泉まつり」も開催されています。観光スポットも充実しているため、毎年1,000万人もの観光客が訪れています。大分観光に来たら別府は欠かせないでしょう。

読み方 べっぷおんせん
住所 大分県別府市
公式サイト こちら
効能 神経痛・筋肉痛・関節痛など
源泉数 2843
泉質 単純温泉・炭酸水素塩泉など
泉温 44~135度
アクセス JR日豊本線別府駅からすぐ

長湯温泉

国内では数少ない炭酸泉で知られている温泉です。泉温とお湯の湧出量と二酸化炭素含有量の多さから、日本一の炭酸泉と評価されています。芹川沿いに旅館や国民宿舎や入浴施設などが点在しています。飲泉場がいくつも設けてある点も特徴的です。

読み方 ながゆおんせん
住所 大分県竹田市直入町長湯
公式サイト こちら
効能 糖尿病・肝臓病・痛風など
源泉数 50
泉質 含重炭酸土類泉 二酸化炭素泉
泉温 30~51度
アクセス 大野竹田バス「長湯車庫」バス停下車

由布院温泉

日本屈指の名泉として知られている温泉です。歓楽的な要素が取り除かれている温泉街の雰囲気の良さから、極めて高い人気を誇り、様々な調査で九州の温泉人気第1位に輝いたり、日本全国の温泉人気トップ3に入ったりしています。

老若男女誰からも愛されている温泉ですが、個性的な美術館やお洒落なショップやレストランが点在していることから、女性から特に高い人気を獲得しています。なお、「湯布院」と表記されることもありますが、どちらでも間違いではありません。

読み方 ゆふいんおんせん
住所 大分県由布市湯布院町
公式サイト こちら
効能 神経痛・関節痛・慢性消化器病など
源泉数 859
泉質 単純温泉など
泉温 41~98度
アクセス JR久大本線由布院駅から徒歩5分

湯平温泉

由布院温泉でお馴染みの由布院から車で約20分のところにある温泉です。住所は由布市湯布院町湯平となります。何も知らないと「ゆだいら」と読んでしまいそうになりますが、「ゆのひら」と読みます。温泉としての歴史は由布院よりも長く、鎌倉時代から存在していたと言い伝えられています。

そして現在のような温泉街としての形を成し始めたのが江戸時代とのことです。かつては湯布院を凌ぐ人気があり、戦前には九州で第2位の客数を誇る温泉街でした。

その後、由布院には抜かれてしまいましたが、今でも根強い人気があり、旅館以外にも共同浴場が5つ設けられています。足湯も設けられていますので、本格的にお湯につからずとも、ちょっとだけ体験するなんてこともできます。

読み方 ゆのひらおんせん
住所 大分県由布市湯布院町湯平
公式サイト こちら
効能 やけど・胃腸病・冷え性など
源泉数 7
泉質 単純温泉 炭酸水素塩泉 ナトリウム-塩化物泉など
泉温 60度
アクセス JR湯平駅から車で10分