大分県で人気のお城&DoCoJapanおすすめ城跡をご紹介!

大分県はかつて豊州に属していて、府内藩(大分藩)や中津藩や竜王藩などが存在していました。歴史的によく知られている城がいくつかありますが、中でも日本100名城に選ばれている「府内城」と、周防灘に面した水城「中津城」が特に人気があり、県内外から多くの人が訪れています。

府内城

1597年に入府した福原直高により築城が開始されましたが途中改易され、その後江戸時代に入って入封された、竹中重利によって完成されました。

四重の天守を持つ近世城郭でしたが、1743年には天守などを焼失してしまい、以後天守は再建されませんでした。1945年に大分空襲によって櫓数棟が焼失してしまいますが、1965年には東丸着到櫓、西丸二重櫓、二重櫓、大手門が再建されました。

読み方 ふないじょう
別名 大分城 荷揚城 白雉城
住所 大分県大分市荷揚町
電話番号 097-537-5639
公式サイト こちら
城郭構造 梯郭式平城
天守構造 不明
築城主と築城年 福原直高 1597年
主な城主 竹中氏・大給松平家
廃城年 1872年
営業時間 ×
定休日 ×
入場料 ×
駐車場 あり・有料
アクセス 大分駅から徒歩15分
「大分市役所前」バス停より徒歩1分

杵築城

1539年、木付頼直によって代山に築城された、三方を高山川と守江湾に囲まれた天然の要害です。木付家は江戸時代を前に滅びてしまい、その後、何度も城主が変わりますが、1645年に(能見)松平氏が入封されるとそのまま明治を迎え廃城となります。

天守はありましたが1608年に落雷により焼失し、以後再建されませんでしたが1970年に模擬天守が再建され、内部は資料館になっています。

読み方 きつきじょう
別名 木付城 勝山城 臥牛城
住所 大分県杵築市杵築城山16-1
電話番号 0978-62-4532
公式サイト こちら
城郭構造 連郭式平山城
天守構造 独立式望楼型3層3階
築城主と築城年 木付頼直 1393年
主な城主 木付氏・前田氏・杉原氏・細川氏・小笠原氏・松平氏
廃城年 1871年
営業時間 9時~17時
定休日 年末
入場料 一般300円 小中学生120円
駐車場
アクセス 「杵築バスターミナル」より徒歩10分

中津城

1558年、黒田孝高(如水)によって築城され、この時の石垣は現存する石垣としては九州最古のものとなります。河口デルタを利用した扇状の縄張りから「扇城」とも呼ばれており、江戸時代には何度か城主も入れ替わり都度改修も行なわれました。

明治に入り御殿を残し、他の建物は破却されてしまいますが、その御殿も1877年の西南戦争の際にに焼失してしまいます。

往時の天守の存在は確認できず、1964年には萩城を模した模擬天守が建てられ、中は「奥平家歴史資料館」となっています。堀に海水を引き込んだ水城で日本三大水城の一つに数えられています。

読み方 なかつじょう
別名 扇城 小犬丸城 丸山城
住所 大分県中津市二ノ丁1273
電話番号 0979-22-3651
公式サイト こちら
城郭構造 梯郭式平城
天守構造 独立式望楼型5重5階
築城主と築城年 黒田孝高 1588年
主な城主 黒田氏・細川氏・小笠原氏・奥平氏
廃城年 1871年
営業時間 9時~17時
定休日 年中無休
入場料 一般400円 小中学生200円 未就学児無料
駐車場 あり・無料
アクセス JR日豊本線中津駅から徒歩15分

岡城

はじまりは緒方惟義が源義経を迎える為に1185年に築いたものだと伝えられています。1334年には志賀貞朝によって改修され「岡城」と呼ばれる様になりました。さらに1594年には移封されてきた中川秀成によって大規模な改修が行なわれました。

その後、江戸時代に入っても何度も改修、あるいは天災による被害の補修が繰り返されました。維新後、1871年には廃城となり、全ての建物は破却されて、現在の遺構は石垣のみです。

読み方 おかじょう
別名 臥牛城 豊後竹田城
住所 大分県竹田市竹田提灯谷
電話番号 0974-63-4807
公式サイト こちら
城郭構造 梯郭式山城
天守構造 ×
築城主と築城年 緒方惟義 1185年
主な城主 志賀氏・中川氏
廃城年 1871年
営業時間 9時~17時
定休日 ×
入場料 一般300円 小中学生150円
駐車場 120台・無料
アクセス JR豊肥線豊後竹田駅から登山口まで車で5分
登山口から本丸跡まで徒歩20分