新潟県で人気のお城&DoCoJapanおすすめ城跡をご紹介!

新潟県はかつて佐州と越州に属していて、村上藩(本庄藩)や長岡藩や三日市藩などが存在していました。「新発田城」と「春日山城」が日本100名城に数えられていて、更に前者は国の重要文化財に、後者は史跡に指定されています。その他、高田城も桜の名所として高い人気を誇ります。

春日山城

歴史は古く、南北朝時代に越後守護職・上杉氏によりこの天然の要害の地春日山に築かれたとされています。守護代の長尾氏の居城となり、長尾為景が上杉房能を追放し、さらに景虎(後の上杉謙信)の代になると越後の中心として興勢を誇りました。

上杉景勝が会津に移封されると、あとに越後入りした堀氏により政には不向きな城であるとして1607年に廃城とされ、遺構は空堀や土塁を残すのみとなりました。1901年には春日山神社が創建され1931年には毘沙門堂が復元されました。

読み方 かすがやまじょう
別名 蜂ヶ峰城
住所 新潟県上越市中屋敷字春日山1357-1
電話番号 025-526-5111
公式サイト こちら
城郭構造 連郭式山城
天守構造 ×
築城主と築城年 上杉氏 南北朝時代
主な城主 長尾氏・上杉氏・堀氏
廃城年 1607年
営業時間 ×
定休日 ×
入場料 ×
駐車場
アクセス JR東日本信越本線春日山駅より徒歩30分
「林泉寺入口」バス停より徒歩20分

長岡市郷土史料館

1966年の長岡市の市制60周年記念事業として市東部の眺望のよい悠久山公園の高台に造られた資料館です。城をかたどった天守閣風建物が建てられており、歴史的背景はありませんが、使われている石垣は長岡城の石垣の石も一部利用しています。

内部には郷土の偉人、河井継之助や山本五十六などにまつわる資料のある先人顕彰展示や、雪国の民俗展示が行われています。

読み方 ながおかしきょうどしりょうかん
別名 ×
住所 新潟県長岡市御山町80番地24 悠久山公園内
電話番号 0258-35-0185
公式サイト こちら
城郭構造 不明
天守構造 不明
築城主と築城年 長岡市 1968年
主な城主 長岡市
廃城年 ×
営業時間 9時~17時
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)
祝日の翌日(土日の場合は開館)
入場料 一般300円 高校生200円 小中学生150円
駐車場
アクセス 「悠久山公園入口」バス停より徒歩18分

新発田城

最初の築城年は不明です、おそらく源頼朝の功臣・佐々木盛綱を祖に持つ新発田氏によって築城され、その後代々新発田氏が居城としていました。

1581年に新発田重家が上杉景勝に反旗を翻し、1587年には落城させられてしまいます。江戸時代に入ると新発田藩が置かれ、溝口家がこの場所に築城を始め、1654年には完成をみました。

明治に入り1873年には表門と二の丸隅櫓以外の建物は破棄されましたが、2004年に三階櫓と辰巳櫓が再建されました。しかし、新発田城の敷地は現在大部分が自衛隊の駐屯地となっている為、三階櫓は外からしか見ることができません。

読み方 しばたじょう
別名 菖蒲城 舟形城
住所 新潟県新発田市大手町6丁目
電話番号 0254-26-3556
公式サイト こちら
城郭構造 平城
天守構造 御三階櫓複合式層塔型3重3階
築城主と築城年 新発田氏 1598年
主な城主 溝口氏
廃城年 1873年
営業時間 9時~17時(11月は16時30分まで)
定休日 12月~3月
入場料 無料
駐車場 100台・無料
アクセス 新発田駅より徒歩20分

高田城

1614年、徳川家康の命により越後高田の太守に任ぜられた六男・忠輝が妻・五郎八姫の父・伊達政宗を中心に13の大名の天下普請として築城しました。石垣がめぐらされず、大藩の中心となる城として非常に珍しい城となりました。

その後忠輝が改易になると、譜代や親藩大名により治められ、明治に入ると建造物は取り壊され陸軍第13師団も駐屯しました。陸軍駐屯時代にはソメイヨシノが植樹され、日本の三大夜桜の一つとして有名です。1993年に三重櫓が復元され内部は展示室と展望室になっています。

読み方 たかだじょう
別名 鮫ヶ城 関城 高陽城
住所 新潟県上越市本城町6-1
電話番号 025-526-5915
公式サイト こちら
城郭構造 輪郭式平城
天守構造 御三重櫓
築城主と築城年 松平忠輝 1614年
主な城主 松平氏・稲葉氏・榊原氏
廃城年 1871年
営業時間 9時~17時
定休日 月曜日(休日の場合は翌日)
休日の翌日
※観桜会と夏休み期間中は無休
入場料 一般200円 小中高生100円
駐車場
アクセス 高田駅から徒歩22分