奈良県で人気のお城&DoCoJapanおすすめ城跡をご紹介!
奈良県はかつて和州に属していて、柳生藩や郡山藩や小泉藩などが存在していました。日本100名城に選ばれているのは「高取城」ですが、山城で登山をする必要があり、人気はあまりありません。逆に「郡山城」は桜の名所としても知られ、アクセスも優れていることから、人気があります。
郡山城
1162年には「郡山衆」によって砦が築かれていたとの記述がありますが、本格的な城郭が築かれたのは筒井順慶による守護統治が始まった1580年以降で、1583年には天守が完成しています。1585年には豊臣秀吉の弟・秀長が郡山城主として入城し大改修が急普請で行われました。
徳川家康の命により一時期城内の建物が伏見城へと移築されていましたが、江戸時代には何家もの領主が目まぐるしく入れ替わる中、再移築、改修するなどして徐々に城郭は復興されていきました。
明治に入り1873年には廃城になり、建物は売却され石垣や堀などを残すのみとなりましたが、1983年から少しずつ大手門、櫓など復元されてきています。
読み方 | こおりやまじょう |
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別名 | 雁陣之城 |
住所 | 奈良県大和郡山市城内町 |
電話番号 | 0743-52-2010 |
公式サイト | こちら |
城郭構造 | 輪郭式平山城 |
天守構造 | × |
築城主と築城年 | 郡山衆(1162年)及び筒井順慶(1580年) |
主な城主 | 筒井氏・豊臣氏・水野氏・柳沢氏 |
廃城年 | 1873年 |
営業時間 | × |
定休日 | × |
入場料 | × |
駐車場 | あり・無料 |
アクセス | 近鉄郡山駅から徒歩7分 JR郡山駅から徒歩15分 |
高取城
1332年、南朝方の武将であった越智邦澄によって築城されました。江戸時代は高取藩の藩庁が置かれ、当時は曲輪が連格式に連なっていましたが明治に入り1873年には廃城になり、建物は払い下げられるか自然倒壊してしまいました。
日本最大規模の山城で、現在は石垣や堀、井戸などの遺稿があり、三大山城の一つに数えられています。
読み方 | たかとりじょう |
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別名 | 芙蓉城・鷹取城・高取山城 |
住所 | 奈良県高市郡高取町高取 |
電話番号 | 0744-52-1150 |
公式サイト | こちら |
城郭構造 | 連郭式山城 |
天守構造 | × |
築城主と築城年 | 越智邦澄 1332年 |
主な城主 | 越智氏・筒井氏・本多氏・植村氏 |
廃城年 | 1873年 |
営業時間 | × |
定休日 | × |
入場料 | 無料 |
駐車場 | ○ |
アクセス | 「壺阪寺前」バス停より徒歩50分 |