長野県で人気の温泉地&DoCoJapanおすすめ温泉街をご紹介!

面積の大きな長野県には数多くの温泉地がありますが、中でも「白骨温泉」と「野沢温泉」は特に高い人気を誇っています。また、避暑地や別荘地として知られる軽井沢にも複数の温泉が点在していて、宿泊日帰りを問わず、多くの方に利用されています。

上高地温泉

梓川という川のそばにある温泉です。「上高地温泉ホテル」と「上高地清水屋ホテル」という2つのホテルが温泉を提供しています。芥川龍之介や斎藤茂吉などといった有名な文人らも訪れたことのある温泉で、自然が織りなす素晴らしい景観を楽しめることでも知られています。温泉だけではなく、ぜひ散策も楽しんでみて下さい。

読み方 かみこうちおんせん
住所 長野県松本市安曇上高地
公式サイト ×
効能 筋肉痛・神経痛・疲労回復など
源泉数 2
泉質 硫化水素泉
泉温 45度・75度
アクセス アルピコ交通上高地行きバスで終点下車

軽井沢の温泉

避暑地として知られる軽井沢には小規模な複数の温泉が点在しているため、こちらの項目ではまとめてご紹介したいと思います。

まずは塩壺温泉です。源頼朝によって発見されたという長い歴史を持つ温泉で、「塩壺温泉ホテル」が一軒宿となっています。続いて千ヶ滝温泉です。こちらは日帰りの入浴施設で、大きな露天風呂や屋内大浴場・低温サウナなどが設けられています。

次は小瀬温泉です。明治時代から営業しているという「小瀬温泉ホテル」が一軒宿となっていて、眺めの良い貸切露天風呂が高い人気を獲得しています。

以上3つの入浴施設をご紹介させて頂きましたが、軽井沢にはこれらの他にも星野温泉トンボの湯・塩沢温泉・ゆうすげ温泉などといった温泉が点在しています。いずれも一軒宿となります。

読み方 かるいざわのおんせん
住所 長野県北佐久郡
公式サイト ×
効能 筋肉痛・打ち身・疲労回復など
源泉数 不明
泉質 ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉なそ
泉温 48.5~72.9度
アクセス 軽井沢駅や中軽井沢駅からバス

野沢温泉

日本有数のスキー場「野沢温泉スキー場」があることや、野沢菜発祥の地として知られている温泉です。700年以上の長い歴史を持つ温泉で、現在は街中に無料で利用できる共同温泉が10以上も存在します。大小数多くの旅館・ホテル・みやげ物屋・飲食店などが集まっていて、特に冬になると多くの人が訪れています。

読み方 のざわおんせん
住所 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷
公式サイト こちら
効能 痛風・糖尿病・高血圧症など
源泉数 約30
泉質 硫黄泉
泉温 40~90度
アクセス JR飯山線戸狩野沢温泉駅からのざわ温泉交通野沢温泉行きバスで15分

白骨温泉

かなりユニークな名前の温泉ですが、乳白色の湯として全国的に知られ、数多くの温泉特集などに取り上げられるほどの人気温泉です。乳白色とも言われるこの地のお湯の色は、炭酸カルシウムが要因となっています。

鎌倉時代に湧出したという、数百年の歴史を持つ名湯でもあり、「三日入れば風邪をひかない」と言われるほどの効能を持っています。日帰りで利用できる浴場や、共同露天風呂も用意されています。

読み方 しらほねおんせん
住所 長野県松本市安曇白骨
公式サイト こちら
効能 胃腸病・糖尿病・動脈硬化症など
源泉数 13
泉質 単純硫化水素泉・炭酸水素塩泉
泉温 31~49度
アクセス 松本電鉄上高地線新島々駅から松電バス白骨温泉行きで1時間22分

湯田中渋温泉郷

下高井郡山ノ内町に点在している温泉の総称です。五十音順に並べると「安代・角間・上林・沓野・地獄谷・渋・新湯田中・星川・穂波・湯田中」の各温泉から構成されています。これら10の温泉に全部で100軒近くもの宿泊施設が集まっていて、共同浴場も数多く存在しています。

特に有名なのは「地獄谷温泉」です。どうして有名なのかというと、ここの温泉には冬になるとニホンザルが露天風呂に入浴しにやってくるからです。地獄谷野猿公苑ではその様子を間近に観察することができ、外国人からもよく知られる観光スポットとなっています。

読み方 ゆだなかしぶおんせんきょう
住所 長野県下高井郡山ノ内町平穏ほか
公式サイト こちら
効能 五十肩・打ち身・慢性婦人病など
源泉数 不明
泉質 含苦硝食塩泉・含食塩硫黄泉・単純泉など
泉温 43~97度
アクセス 湯田中駅から長電バス上林温泉、奥志賀高原、白根火山行きなど