鹿児島県で人気の温泉地&DoCoJapanおすすめ温泉街をご紹介!

地熱が豊富に存在する鹿児島では、名物の砂むしでよく知られている「指宿温泉」や、霧島山にある「霧島温泉郷」などが代表的な温泉地です。ちなみに、砂むしは指宿以外にも体験することができる場所がありますので、そちらもご紹介しております。

有村温泉

桜島にある温泉です。1870年に発見されたという歴史の長い温泉で、かつては県内屈指の保養地として知られ、温泉街が形成されていましたが、1914年の桜島大噴火によって埋没してしまったため、現在は温泉街は残っていません。

今は「さくらじまホテル」というホテルにて入浴することができ、源泉掛け流しの大浴場や、海を眺めながら入ることができる露天風呂が設けられています。

ちなみに、有村海岸の砂浜を実際に掘ってみると透明の温泉が湧いてきます。他ではなかなかできないユニークな体験ですので、ちょっと掘ってみて足だけでも浸かってみてはいかがでしょう。

読み方 ありむらおんせん
住所 鹿児島県鹿児島市
公式サイト ×
効能 美肌・やけど・打ち身など
源泉数 1
泉質 ナトリウム-塩化物泉
泉温 46度
アクセス おおすみ交通ネットワークバス「文学碑前」バス停下車

指宿温泉

砂むしの名所として知られている「摺ヶ浜温泉・弥次ヶ湯温泉・二月田温泉」などの温泉群の総称です。市内にある源泉の数は千を超えます。毎年約250万~300万人もの観光客が訪れる人気のスポットです。

読み方 いぶすきおんせん
住所 鹿児島県指宿市
公式サイト こちら
効能 痔疾・婦人病・冷え性など
源泉数 1088
泉質 ナトリウム-塩化物泉 含鉄泉など
泉温 60~85度
アクセス JR指宿駅

霧島温泉郷

霧島山中腹に点在している複数の温泉の総称です。硫黄谷温泉・栄之尾温泉・丸尾温泉などが代表格です。泉質はそれぞれ異なり、旅館や温泉の雰囲気もそれぞれ特徴があります。豊かな自然に囲まれ、レジャー施設も充実しています。

読み方 きりしまおんせんきょう
住所 鹿児島県霧島市
公式サイト ×
効能 高血圧・糖尿病・肝臓病など
源泉数 不明
泉質 硫黄泉 単純温泉 二酸化炭素泉 塩化物泉 含鉄泉など
泉温 36~97度
アクセス JR霧島神宮駅からいわさきバス霧島いわさきホテル行きで約35分

宮之城温泉

薩摩郡さつま町にある温泉です。毎分150リットルという豊富な湯量に加えて、温度も約50度と高い数値を示しています。温泉としての歴史は長く、開湯は江戸時代です。その当時は「湯田温泉」と呼ばれていましたが、1932年に現在の宮之城温泉という名前に変わりました。

複数の旅館がこのエリアに点在していて、これらの旅館で入浴をすることができるのはもちろんのこと、共同浴場も1軒存在しています。旅館の中には大浴場だけではなく開放感のある露天風呂や、プライベートな空間を守れる貸切露天風呂を設けているところもあります。

読み方 みやのじょうおんせん
住所 鹿児島県薩摩郡さつま町
公式サイト ×
効能 胃腸病・糖尿病・美肌など
源泉数 6
泉質 アルカリ性単純硫黄泉
泉温 約50度
アクセス 南国交通バス「宮之城」バス停より車で10分

山川砂むし温泉

指宿市にある砂むし場です。宿泊施設は設けられていませんので、常に日帰り利用となります。全国的にはあまり知られていないものの、砂むしの効果として、体内に溜まった老廃物を排出するということのほか、関節痛に効くとも言われています。

普通の温泉とは異なりますので、簡単に利用手順をご紹介します。

まず、受付で渡される浴衣に脱衣室にて着替えます。建物を出て海岸にある砂むし場へ向かいます。あとは係の方の指示に従うだけです。砂に横になって、顔以外の全てを砂で埋められます。地熱を利用しているため、かなり熱さを感じることができ、10分もすれば汗がどんどん出てきます。

読み方 やまかわすなむしおんせん
住所 鹿児島県指宿市山川福元
公式サイト こちら
効能 美肌・腰痛・冷え性など
源泉数 1
泉質 ナトリウム-塩化物泉
泉温 102度
アクセス 鹿児島交通バス「伏目口」バス停より徒歩15分