兵庫県で人気のお城&DoCoJapanおすすめ城跡をご紹介!

兵庫県はかつて丹州や但州や播州などに属していて、篠山藩や明石藩や尼崎藩などが存在していました。日本100名城に選ばれている城が5つもあり、県内だけでも名城巡りを楽しめます。中でも現存天守があることで有名な「姫路城」が人気で、全国的な知名度も高いです。

名称 所在地 特記事項

一宮淡路城

播磨灘を見下ろす一宮町の小高い丘に建てられている三層の天守です。

この地方に城や砦があった歴史はなく、これは歴史的な背景を持たない個人によって建てられた天守閣風建築物で、内部は甲冑や絵画が展示され美術館になっていますが、最上階には入れません。回遊式日本庭園もあり、その庭園の奥には二層の櫓風の建築物も建っています。

読み方 いちのみやあわじじょう
別名 ×
住所 兵庫県淡路市尾崎4229-2
電話番号 0799-85-0905
公式サイト こちら
城郭構造 不明
天守構造 不明
築城主と築城年 1990年
主な城主 不明
廃城年 ×
営業時間 10時~17時
定休日 水木
入場料 一般800円 中高生400円 4歳以上200円
駐車場
アクセス 自家用車もしくはタクシー

明石城

1618年、国替えにより船上城に入城していた小笠原忠真が徳川秀忠に命じられて山陽道の抑え、居城として築城され、完成後は藩庁と藩主の居館が置かれました。

天守台はあるものの天守は造られませんでしたが、四隅に櫓が配されており、坤櫓が天守の代用をされていました。維新に入り1874年には廃城になりましたが、巽櫓と坤櫓が現存しています。

読み方 あかしじょう
別名 喜春城 錦江城
住所 兵庫県明石市明石公園1-27
電話番号 078-912-7600
公式サイト こちら
城郭構造 連郭梯郭混合式平山城
天守構造 ×
築城主と築城年 小笠原忠真 1618年
主な城主 松平氏
廃城年 1874年
営業時間 10時~16時
定休日 平日
入場料 無料
駐車場 あり・有料
アクセス 明石駅または山陽明石駅より徒歩5分

赤穂城

1466年~1483年頃、岡光広によって築城されたのが最初とされていますが、本格的な築城は大阪夏の陣以降の浅野長直によるものです。この改修では5層の天守の建設も予定されており天守台が築かれましたが、天守は結局建てられることはありませんでした。

「忠臣蔵」で有名な浅野長矩はその子孫で、家老だった大石内蔵助をはじめ赤穂浪士はここの藩士でした。。1873年には廃城となり、石垣と堀のみを残し破却されましたが昭和以降、櫓や門などが順次再建されています。

読み方 あこうじょう
別名 加里屋城 大鷹城
住所 兵庫県赤穂市上仮屋1番地
電話番号 0791-43-6962
公式サイト こちら
城郭構造 変形輪郭式平城
天守構造 ×
築城主と築城年 岡光広 1466年~1483年
主な城主 池田氏・浅野氏・森氏
廃城年 1873年
営業時間 9時~16時30分
定休日 年中無休
入場料 無料
駐車場
アクセス JR赤穂線播州赤穂駅より徒歩15分

姫路城

もともと赤松家の砦のあった場所に1346年、赤松貞範によって築城されました。

戦国期には中国攻めをしていた羽柴(後の豊臣)秀吉の重要拠点として用いられ、江戸時代に入ると池田輝政により大規模な近世城郭へと拡張され西国探題が置かれました。明治に入り陸軍の駐屯地となりましたが大小天守などは取り壊しを免れ、今日に至ります。

大小天守が連立し白漆喰に塗られた美しい姿から「白鷺城」の別名を持ち、近世城郭の代表的な遺稿でもあり国宝四城の一つとなっています。また、1993年にはユネスコの世界文化遺産にも登録されています。

読み方 ひめじじょう
別名 白鷺城
住所 兵庫県姫路市本町68
電話番号 079-285-1146
公式サイト こちら
城郭構造 渦郭式平山城
天守構造 連立式望楼型5重6階地下1階
築城主と築城年 赤松貞範 1346年
主な城主 黒田氏・池田氏・本多氏・酒井氏
廃城年 1871年
営業時間 9時~16時(4月27日~8月31日は17時まで)
定休日 12月29日~30日
入場料 一般400円 中学生以下100円
駐車場 あり・有料
アクセス 姫路駅北口もしくは山陽姫路駅より徒歩15分
「姫路城大手門前」バス停より徒歩すぐ

篠山城

1608年、徳川家康の命によって松平康重が築城しました。この篠山の地は山陰道の要衝に位置する為、豊臣氏をはじめとする西国大名の抑えの城としての意味を持っていました。

天守台はありますが天守は持ちませんでしたが、築城の名手、藤堂高虎の縄張りで堅牢な城郭となりました。1871年に廃城になり、二の丸の大書院は取り壊しを免れましたが、1944年に失火してしまい焼失、2004年に再建されました。

読み方 ささやまじょう
別名 桐ヶ城
住所 兵庫県篠山市北新町2-3
電話番号 079-552-1111
公式サイト こちら
城郭構造 輪郭式平山城
天守構造 ×
築城主と築城年 徳川家康 1609年
主な城主 松平氏・青山氏
廃城年 1871年
営業時間 9時~17時
定休日 月曜日(祝祭日の場合は翌日休館)
入場料 一般400円 高大生200円 小中学生100円
駐車場
アクセス 「二階町」バス停より徒歩5分

洲本城

1526年、淡路に勢力を張っていた三好氏の家来、安宅冶興によって築城されました。織田信長の命の下、羽柴秀吉、池田元助によって淡路攻めが行われると由良城が落ち、洲本城も開城しました。

江戸時代に入り一旦廃城となりますが、大阪夏の陣以降、徳島藩の所領となり城代が置かれるようになりました。明治に入り廃城となりますが、1928年に現存するものとしては最古になる模擬天守が建てられました。

読み方 すもとじょう
別名 三熊城
住所 兵庫県洲本市小路谷1272-2
電話番号 0799-22-3321
公式サイト こちら
城郭構造 山城 平城
天守構造 連結式
築城主と築城年 安宅治興 室町時代後期
主な城主 安宅氏・仙石氏・脇坂氏・藤堂氏・池田氏・蜂須賀氏
廃城年 1871年
営業時間 ×
定休日 ×
入場料 無料
駐車場
アクセス 「洲本バスセンター」バス停より上の城まで徒歩60分
「洲本バスセンター」バス停より下の城まで徒歩20分
「公園前」バス停より上の城まで徒歩40分
「公園前」バス停より下の城まで徒歩すぐ

竹田城

築城に関しては定かでありませんが1431年、応仁の乱の起因となった一人である山名宗全によって築城されたと伝えられる山城です。

室町以降、畿内への要衝として多くの戦で攻防が繰り広げられましたが、関ヶ原の戦いの後、1600年には廃城となっています。城下から見上げる山頂に位置し、しばしば霞がかかることから「天空の城」とも呼ばれています。石垣がほぼ往時のままの状態で残っており、現存の山城の中では最大級の規模を誇ります。

読み方 たけだじょう
別名 天空の城 虎臥城 安井ノ城
住所 兵庫県朝来市和田山町竹田字古城山169番地
電話番号 079-672-4003
公式サイト こちら
城郭構造 梯郭式山城
天守構造 不明
築城主と築城年 山名宗全 1431年
主な城主 太田垣氏・羽柴秀長・赤松広秀
廃城年 1600年
営業時間 ×
定休日 ×
入場料 無料
駐車場
アクセス JR播但線竹田駅より徒歩30分