福島県のおすすめ温泉5選

福島県で人気の温泉地＆DoCoJapanおすすめ温泉街をご紹介！

東日本大震災以降、様々なニュースで報道されることが多い福島ですが、既に数多くの旅館やホテルが以前と同様に元気に営業しております。落ち着いた雰囲気を持った会津東山温泉と、スパリゾートハワイアンズが近くにあるいわき湯本温泉が特に人気です。

会津東山温泉

会津若松市にある歴史の長い温泉です。単に「東山温泉」と表記されることもあります。8世紀に開湯したと言い伝えられていて、奥羽三楽郷のひとつに数えられています。竹久夢二や与謝野晶子などといった作家にもよく利用されていたそうです。

大きな街である会津若松市の中心地から車で10分程度で到着するというアクセスの良さも人気の一因となっています。また、現在でも芸妓による歌や踊りを見て楽しむこともできます。ちなみに最大のイベントは東山温泉盆踊りです。毎年お盆の時期（8月13日前後から約一週間）に開催されています。

読み方	あいづひがしやまおんせん
住所	福島県会津若松市東山町湯本滝ノ湯
公式サイト	こちら
効能	痔疾・打ち身・動脈硬化症など
源泉数	4
泉質	硫酸塩泉
泉温	42～58度
アクセス	JR会津若松駅から会津乗合自動車東山温泉経由の市内循環バスで15～37分

磐梯熱海温泉

福島有数の大都市「郡山市」にある温泉です。JR郡山駅から鉄道で約15分、福島空港から車で約40分とアクセスも良好です。かつては「郡山の奥座敷」と言われ、歓楽街として発展していたこともあり、現在も大型のホテルが多く集まっています。

周辺にはレジャー施設が揃っていて、ゴルフ場・サッカー場・アイススケート場・多目的体育館・プールなどといった施設があります。毎年2月と8月にはそれぞれ祭りが開催され、特に多くの旅行客が集まります。

読み方	ばんだいあたみおんせん
住所	福島県郡山市熱海町
公式サイト	こちら
効能	疲労回復・関節痛・やけどなど
源泉数	3
泉質	単純温泉
泉温	53度
アクセス	JR磐越西線磐梯熱海駅から徒歩5～20分

岳温泉

二本松市の安達太良山にある温泉です。江戸時代には水戸黄門からも愛されていて、彼が11歳の時と71歳の時に訪れています。

最寄り駅はJR二本松駅なのですが、そこからバスやタクシーで20分ほどで到着します。他にも、大きな駅である郡山駅からもシャトルバスが出ていますので、関東地方からお越しの方はこちらのシャトルバスを利用すると便利かもしれません。日帰り温泉を営業している施設の数も多いので、ふらっと気軽に立ち寄ることもできます。

読み方	だけおんせん
住所	福島県二本松市岳温泉
公式サイト	こちら
効能	五十肩・やけど・慢性婦人病など
源泉数	1
泉質	単純酸性泉
泉温	56.7度
アクセス	JR二本松駅から福島交通バス岳温泉行き終点下車

飯坂温泉

福島市飯坂町にあるアクセスの良い温泉です。長い歴史を持っていることで知られ、古くは「鯖湖の湯」と呼ばれていたそうです。江戸時代になると多くの旅人に知られるようになり、あの松尾芭蕉の「奥の細道」にも登場します。他にも正岡子規や与謝野晶子らも訪れたことがあるとされています。

現在も50以上という数多くの旅館が建ち並んでいるほか、誰でも入れる公衆浴場も全部で9軒設けられており、老若男女幅広い世代から支持を集めています。ちなみにがっつり温泉に浸からなくても、足だけでも温まることができる足湯も無料のものが2ヶ所設置されています。

読み方	いいざかおんせん
住所	福島県福島市飯坂町十綱町
公式サイト	こちら
効能	神経痛・筋肉痛・五十肩など
源泉数	14
泉質	単純温泉
泉温	約59度
アクセス	福島交通飯坂線飯坂温泉駅から徒歩3～15分

いわき湯本温泉

いわき市にある温泉です。以前は「常磐湯本温泉」と表記されていることもありましたが、今は現在の表記で統一されています。開湯伝説として「鶴の伝説」が言い伝えられており、奈良時代から続いているという長い歴史を誇ります。温泉の素晴らしさもさることながら、周辺の観光施設が充実しているという点も強みです。

中でも、映画「フラガール」で一気に知名度を上げた「スパリゾートハワイアンズ」は特に高い人気があります。施設内に大型の温水プールや温泉、そしてホテルやゴルフ場まであります。総合リゾート施設として全国的に知られていて、小さなお子さんから大人まで、家族みんなで楽しめます。

読み方	いわきゆもとおんせん
住所	福島県いわき市
公式サイト	こちら
効能	高血圧症・動脈硬化症・疲労回復など
源泉数	1
泉質	含硫黄‐ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
泉温	58度
アクセス	JR湯本駅