秋田県で人気の温泉地&DoCoJapanおすすめ温泉街をご紹介!

秋田県にはいくつもの温泉街がありますが、中でも東北でトップクラスの知名度を誇る「乳頭温泉郷」と、観光名所としても多くの人が訪れる「田沢湖の温泉」が特に高い人気を獲得しています。また、秘湯が集まる場所として知られる八幡平も見逃せません。

秋田八幡平温泉郷

岩手県と秋田県に跨がっている標高1,614メートルの八幡平(はちまんたい)の周辺にある温泉の総称です。無料の露天風呂や岩盤浴場などがあるほか、様々な泉質に加えて湯量も豊富な玉川温泉を中心に、交通の便が良くて便利な後生掛温泉、ほかと比べると近代的な設備が整っている大沼温泉などがあります。

日帰り入浴が可能な施設も10以上あり、旅行客にも地元の方々にもよく利用されています。八幡平の温泉は全て掛け流しという点も良いですね。

読み方 あきたはちまんたいおんせんきょう
住所 秋田県鹿角市
公式サイト こちら
効能 神経痛・リウマチ・ぜん息など
源泉数 不明
泉質 単純アルカリ泉・含ホウ酸食塩泉など
泉温 不明
アクセス JR盛岡駅や田沢湖駅からバス

乳頭温泉郷

十和田八幡平国立公園内乳頭山にある温泉郷です。7つの宿、7つの湯から構成されており、秋田屈指の観光スポットとして知られています。

ほかの宿からはちょっと離れたところにある歴史の長い「鶴の湯温泉」や、金銀2つの源泉を持っている秘湯「妙乃湯温泉」、以前は小学校として使われていた校舎を利用して営業しているユニークな「大釜温泉」などがあります。

東京や東北の他の都市からは秋田新幹線こまちが、その他の都市からは飛行機が便利です。なお、秋田空港からは秋田エアポートライナーで行くことができます。

他の温泉地と比べるとアクセスが悪いのですが、それでも抜群の人気を誇っているのはここが「秘湯」として知られているからです。豊かな自然に囲まれて最高の時間を過ごすことができます。

読み方 乳頭温泉郷
住所 秋田県仙北市田沢湖
公式サイト こちら
効能 関節痛・痔疾・慢性消化器病など
源泉数 17
泉質 単純温泉・単純硫化水素泉など
泉温 52~96度
アクセス JR秋田新幹線田沢湖駅から羽後交通バス乳頭温泉行きで50分

男鹿温泉郷

男鹿市の北浦地区を中心に、複数の温泉から構成されています。日本書紀に登場する温泉であると言われるほどの長い歴史を持ち、江戸時代には温泉番付に登場するほどの名湯として知られていました。

温泉以外の観光施設も充実しており、秋田の民俗行事として知られるなまはげの博物館「なまはげ館」や、シロクマやペンギンなど様々な海の生き物を見ることができる「秋田県立男鹿水族館GAO」などが有名です。

読み方 おがおんせんきょう
住所 秋田県男鹿市北浦湯本
公式サイト こちら
効能 疲労回復・冷え性・五十肩など
源泉数 8
泉質 ナトリウム-塩化物泉
泉温 40~55度
アクセス JR男鹿線羽立駅からバスで約45分

大湯温泉

約800年前から大湯川沿いに存在している温泉で、江戸時代にも街を行き来する人達からよく利用されていたそうです。旅館も共同浴場も複数施設が用意されていて、十和田湖の観光の拠点としても知られています。

夏には盆踊りや夏祭りや太鼓祭りが、冬には雪祭りが開催されていて、これらのイベントが行われている期間は特に大人気となります。

読み方 おおゆおんせん
住所 秋田県鹿角市十和田大湯
公式サイト こちら
効能 リウマチ・神経痛・婦人病など
源泉数 50
泉質 ナトリウム-塩化物泉
泉温 56.3度
アクセス JR花輪線十和田南駅から北秋バス十和田湖行き「大湯温泉」バス停

田沢湖の温泉

日本百景に数えられている日本を代表する湖の一つ「田沢湖」の周辺にある複数の温泉をまとめて、「田沢湖温泉」と表記されることもあります。定義は明確ではありませんが、田沢湖高原温泉郷と水沢温泉郷の一部から構成されています。

水深日本一で、とても高い透明度を誇る田沢湖を眺めながら湯に浸かることができ、まさに絶景です。宿泊施設には大型ホテルが多く、冬のスキーのシーズンになると特に多くの宿泊客らで賑わいます。また、多くのホテルや旅館では日帰り入浴を実施しているため、気軽に温泉に入ることができるのも魅力的です。

読み方 たざわこのおんせん
住所 秋田県仙北市田沢湖田沢春山
公式サイト こちら
効能 関節痛・筋肉痛など
源泉数 1
泉質 ナトリウム-塩化物強塩泉
泉温 41度
アクセス JR秋田新幹線田沢湖駅からバス・タクシー・徒歩