愛知県で人気のお城&DoCoJapanおすすめ城跡をご紹介!

愛知県はかつて三州と尾州と張州に属していて、尾張藩や岡崎藩や田原藩などが存在していました。日本を代表する名城として知られる「犬山城」や「名古屋城」を始めとした複数の城が日本100名城に選ばれています。また、復興模擬天守も多いため、県内で城巡りも存分に楽しめます。

旭城

愛知県尾張旭市の城山公園の麓に、市の事業の一環として1977年に建てられて模造天守が「旭城」です。この城山自体には山頂に水野良春によって1361年に築城された「新居城」と呼ばれる城があったと言われていますが、詳細は不明です。

模擬天守はその新居城とは因果関係がなく、四層四階のその内部はレストランや展望台になっています。

読み方 あさひじょう
別名 ×
住所 愛知県尾張旭市城山町長池下4502
電話番号 0561-53-2111
公式サイト こちら
城郭構造 平城
天守構造 不明
築城主と築城年 尾張旭市 1977年
主な城主 尾張旭市
廃城年 ×
営業時間 9時~21時
定休日 年末年始
入場料 無料
駐車場 300台・無料
アクセス 名鉄瀬戸線尾張旭駅から徒歩15分

犬山城

1469年に織田広近が建てた砦がその始まりとされています。天守に関しては1537年または1601年に建てられたと言われており、現存する天守の中では最古のものになります。

江戸時代は尾張徳川藩の付家老・成瀬家の居城であり、明治になって廃城処分となりましたが天守は残され、現在国宝に指定されています。木曽川沿いの小高い丘上に佇むその美しい姿は中国の黄河沿いに佇む名城に倣い「白帝城」とも称されます。

読み方 いぬやまじょう
別名 白帝城
住所 愛知県犬山市犬山北古券65-2
電話番号 0568-61-1711
公式サイト こちら
城郭構造 平山城
天守構造 複合式望楼型 3層4階地下2階
築城主と築城年 織田広近 1469年
主な城主 成瀬氏・織田氏
廃城年 1871年
営業時間 9時~16時30分
定休日 年末年始
入場料 一般500円 小中学生100円
駐車場
アクセス 名鉄犬山駅または犬山遊園駅より徒歩15分

岩崎城

築城の詳細は不明ですが、おそらく織田信秀(信長の父)により築かれたのではないかと言われています。1529年に松平清康が侵攻し奪取、その後、清康が横死すると丹羽氏清が入城し、以後、丹羽氏の居城となりました。

豊臣秀吉と徳川家康の間で行われた小牧・長久手の戦いで緒戦となった「岩崎城の戦い(1584年)」で需要な役割を果たし、1600年の丹羽氏次の移封に伴い廃城となりました。1987年に模擬天守が展望塔として建てられました。

読み方 いわさきじょう
別名 ×
住所 愛知県日進市岩崎町市場67
電話番号 0561-73-8825
公式サイト こちら
城郭構造 平山城
天守構造 模擬3層4階
築城主と築城年 不明
主な城主 織田氏・松平氏・丹羽氏
廃城年 1600年
営業時間 9時~17時
定休日 月曜日(祝日の場合は開館)
入場料 無料
駐車場
アクセス 「御岳口」バス停より徒歩3分
「岩崎おんたけ口」バス停より徒歩3分
「岩崎」バス停より徒歩3分
「六坊」バス停より徒歩5分

清洲城

尾張の守護職でもあった管領・斯波義直によって1405年に築城されたと言われています。1478年に守護所が移ると、以後尾張の中心として栄えました。織田信長が那古野から移り居城とすると大改修をおこないました。

その後は尾張の中心であった清洲城ですが、1609年に徳川家康が九男・義直の為に名古屋城を天下普請し、遷府が命じられると、城下町も移動され、1613年には廃城となりました。現在ある天守は1989年に旧清洲町制100周年を記念して建てられた模擬天守です。

読み方 きよすじょう
別名 清須城
住所 愛知県清須市朝日城屋敷1-1
電話番号 052-409-7330
公式サイト こちら
城郭構造 平城
天守構造 望楼型3重4階
築城主と築城年 斯波義重 1405年
主な城主 斯波氏・織田氏・豊臣氏・福島氏・徳川氏
廃城年 1610年
営業時間 9時~16時30分
定休日 月曜日(休日の場合は直後の平日)
入場料 一般300円 小中学生150円 幼児無料
駐車場 あり・無料
アクセス 名古屋本線新清洲駅から徒歩15分
東海道本線清洲駅から徒歩15分
城北線星の宮駅から徒歩20分

小牧城

かつて織田信長が美濃攻略にむけて1563年に建てられた小牧山城の跡のある小牧山山頂に建つ小牧市歴史館が「小牧城」と呼ばれています。

この小牧城は実在の「小牧山城」とは関係のない天守閣風建築物で、1967年に名古屋の実業家平松茂氏が私財を投じて造りました。石山本願寺の「飛雲閣」をモデルにしたと言われ、建築後は小牧市に寄付されて現在の歴史館となりました。

読み方 こまきじょう
別名 小牧山城
住所 愛知県小牧市堀の内1-1
電話番号 0568-72-2101
公式サイト こちら
城郭構造 山城
天守構造 ×
築城主と築城年 織田信長 1563年
主な城主 織田氏・徳川氏
廃城年 1567年
営業時間 9時~16時30分
定休日 第3木曜日(祝日の場合は翌平日)
入場料 一般100円 小中学生30円
※土日祝は小中学生無料
駐車場 あり・有料
アクセス 名鉄小牧線小牧駅から徒歩25分
「小牧市役所前」バス停より徒歩10分

長篠城

1508年、菅沼元成によって築城され、それ以後菅沼家の居城となりました。三河侵攻への要所でもあることから武田、徳川の攻防の最前線となり常に戦いにさらされていました。1575年には武田軍と織田・徳川連合軍における有名な長篠の戦いが繰り広げられ、その戦いで大きく損壊をうけ翌年には廃城となりました。

読み方 ながしのじょう
別名 末広城 扇城
住所 愛知県新城市長篠字市場22-1
電話番号 0536-32-0162
公式サイト こちら
城郭構造 平城
天守構造 ×
築城主と築城年 菅沼元成 1508年
主な城主 菅沼氏・奥平氏
廃城年 1576年
営業時間 9時~17時
定休日 火曜日(休日の場合は次の平日が休館)
入場料 一般210円 小中学生100円
駐車場 あり・無料
アクセス JR東海飯田線長篠城駅から徒歩8分

名古屋城

1609年、江戸幕府を開いた徳川家康が九男・義直の為に天下普請をして築城した城です。御三家と呼ばれた尾張徳川家の居城として栄えた、広大な縄張りをもった巨大城郭で金の鯱でも有名です。

1945年には空襲により大部分が消失してしまいましたが、1959年に天守は復元され今も日本三大名城の一つに数えられています。2013年には本丸御殿が木造復元されました。

読み方 なごやじょう
別名 金鯱城 金城 柳城 亀屋城 蓬左城
住所 愛知県名古屋市中区本丸1-1
電話番号 052-231-1700
公式サイト こちら
城郭構造 梯郭式平城
天守構造 連結式層塔型5層5階地下1階
築城主と築城年 徳川家康 1609年
主な城主 尾張徳川氏
廃城年 1871年
営業時間 9時~16時30分
定休日 年末年始
入場料 一般500円 中学生以下無料
※名古屋市内の高齢者は100円
駐車場 500台以上・有料
アクセス 名城線市役所駅7番出口より徒歩5分
鶴舞線浅間町駅1番出口より徒歩12分
瀬戸線東大手駅より徒歩15分
「名古屋城正門前」バス停より徒歩すぐ
「市役所」バス停より徒歩5分

岡崎城

徳川家康生誕の城として有名ですが、築城は守護代であった西郷稠頼の1454年に遡ります。家康の祖父・松平清康が三河平定を目指して侵攻し、以後家康まで三代の居城となりました。

江戸時代には当然重要な城として譜代大名が歴代藩主となり、東海道の城郭としては三番目の規模を誇りましたが、1873年に廃城となり建物は取り壊されました。

1959年には天守が再建されましたが、これは展望部分など厳密な復元ではなく、復興天守となっています。また、2004年の調査で見つかった石垣から、日本で四番目の規模の城郭であることが判明しました。

読み方 おかざきじょう
別名 龍城
住所 愛知県岡崎市康生町561 岡崎公園内
電話番号 0564-22-2122
公式サイト こちら
城郭構造 梯郭式平山城
天守構造 複合連結式望楼型3重3階
築城主と築城年 西郷稠頼・頼嗣 1452年
主な城主 西郷氏・松平氏・田中氏・本多氏・水野氏
廃城年 1873年
営業時間 9時~17時
定休日 年末年始
入場料 一般200円 こども100円
駐車場
アクセス 名鉄名古屋本線東岡崎駅から徒歩15分

竜泉寺城

桓武天皇の御世、延暦年間(782~806年)に最澄が起源と伝えられる竜泉寺はその地理的な重要性からしばしば軍事拠点として利用されたと言われています。

1557年、織田信長の弟、信行が竜泉寺城を築いたのを始め(稲生ヶ原の戦いに敗れその後廃城)、小牧・長久手の戦いでは豊臣秀吉が陣を敷いたりしました。現在、寺の境内に竜泉寺城と呼ばれる模擬天守が建てられ、内部が宝物殿となっています。

読み方 りゅうせんじじょう
別名 龍泉寺 竜泉寺
住所 愛知県名古屋市守山区竜泉寺1丁目902番地
電話番号 052-794-3647
公式サイト こちら
城郭構造 ×
天守構造 ×
築城主と築城年 織田信勝 1557年
主な城主 織田信勝
廃城年 不明
営業時間 日曜祝日のみ
定休日 日曜祝日以外
入場料 要問い合わせ
駐車場
アクセス 「竜泉寺口」または「竜泉寺」バス停より徒歩3分
「小幡緑地」バス停より徒歩7分

吉田城

1505年、今川氏親の命によって牧野古白が築城しました。以後、戦国の動乱期に東三河の重要拠点として西三河の松平、遠駿の今川、渥美の戸田三氏の争奪戦が繰り広げられ、やがては松平(後に徳川)の支配となり城代が置かれます。

江戸時代に入ると東海道の重要拠点として譜代大名が入れ替わり、明治以後、1873年には失火によりほとんどの建物を失いました。1954年には鉄櫓が模擬復元されています。

読み方 よしだじょう
別名 吉祥郭 峯野城 歯雑城
住所 愛知県豊橋市今橋町3
電話番号 0532-51-2430
公式サイト こちら
城郭構造 半円郭式平城
天守構造 ×
築城主と築城年 牧野古白 1505年
主な城主 牧野氏・戸田氏・小原氏・酒井氏・池田氏・竹谷松平氏・深溝松平氏・沼津水野氏・山形水野氏・小笠原氏・久世氏・牧野氏・大河内松平氏・本庄松平氏・大河内松平氏
廃城年 1871年
営業時間 日曜日10時~15時
定休日 日曜日以外
入場料 無料
駐車場
アクセス 市電「市役所前」もしくは「豊橋公園前」より徒歩3分