長野県で人気のお城&DoCoJapanおすすめ城跡をご紹介!

長野県はかつて信州に属していて、高島藩(諏訪藩)や岩村田藩や小諸藩などが存在していました。日本100名城に選ばれた城が5つもあり、城は長野県を代表する観光地の一つになっています。どの城も見逃せませんが、中でも「松本城」は特に多くの観光客が訪れる大人気の城です。

小諸城

1554年に武田信玄の命により築城されたと言われています。「穴城」、あるいは「鍋蓋城」と呼ばれる、城下町よりも城郭が低地にある全国的に見ても非常に珍しい造りになっています。

1590年に小田原討伐により軍功のあった仙石秀久の手によって改修され、現在城跡は小諸城懐古園として整備され、桜の名所として広く愛されています。

読み方 こもろじょう
別名 酔月城 穴城 白鶴城 鍋蓋城
住所 長野県小諸市大手1-5-4
電話番号 0267-22-0296
公式サイト こちら
城郭構造 平山城
天守構造 3重
築城主と築城年 武田信玄 1554年
主な城主 武田氏・仙石氏・牧野氏
廃城年 不明
営業時間 8時30分~17時
定休日 12月~3月中旬までの水曜日
入場料 一般200円~ 中学生以下100円~
駐車場 あり・有料
アクセス 小諸駅から徒歩5分

松本城

永正年間(1504~1520年)に信濃守護職小笠原長棟の命によって林城の支城の一つ「深志城」として築かれました。徳川家康の下を出奔し、豊臣秀吉の家臣となった石川数正・康正親子によって大規模改修され現在の天守も建てられました。

大天守を中心に乾小天守、渡櫓、辰巳附櫓、月見櫓を持つ連結連合式複合天守は現存12天守の一つです。明治以降も何度か大改修が行われ、日本の城郭として指定されている国宝四城の一つでもあり、その美しく黒い外観から「烏城」の別名でも親しまれています。

読み方 まつもとじょう
別名 烏城
住所 長野県松本市丸の内4-1
電話番号 0263-32-2902
公式サイト こちら
城郭構造 梯郭式+輪郭式平城
天守構造 複合連結式層塔型5重6階
築城主と築城年 小笠原長棟・石川数正・石川康長 1504年
主な城主 小笠原氏・石川氏・松平氏・堀田氏・水野氏・松平氏
廃城年 1871年
営業時間 8時30分~17時
※ゴールデンウィークや夏休みには延長あり
定休日 年末年始
入場料 一般600円 小中学生300円 小学生未満無料
駐車場 あり・有料
アクセス JR篠ノ井線松本駅より徒歩15分
「松本城・市役所前」バス停より徒歩すぐ

松代城

1560年、武田信玄が越後の上杉謙信の南下に備え千曲川の畔に築城を命じ完成、武田氏の築城を代表するもので当時は「海津城」と呼ばれました。その後、城名は「待城」、「松城」と変わり、1711年には幕命により「松代城」と改められました。

1872年には廃城となり、翌年には火災により花の丸御殿などが焼失しましたが、2004年には太鼓門や石垣、堀、土塁が復元、往時の姿が再現されています。

読み方 まつしろじょう
別名 海津城 貝津城
住所 長野県長野市松代町松代44
電話番号 026-278-2801
公式サイト こちら
城郭構造 輪郭式平城
天守構造 不明
築城主と築城年 武田信玄 1560年
主な城主 武田氏・森氏・真田氏
廃城年 1873年
営業時間 9時~17時
定休日 無休
入場料 無料
駐車場
アクセス 「松代駅」バス停より徒歩5分

高島城

1592年、転封された諏訪氏に変わり旧高島城に入った日根野高吉によって新城として諏訪湖畔に築城されました。江戸時代に入り再び諏訪氏がこの地を領有することになりこの高島城を居城としますが、干拓により城の景観は徐々に変わってしまいました。

明治になると1875年には廃城となり建物は破却や移築がされてしまいますが、1970年には天守が復興、櫓や門、塀などが復元されました。

読み方 たかしまじょう
別名 諏訪の浮城 島崎城
住所 長野県諏訪市高島1-20-1
電話番号 0266-53-1173
公式サイト こちら
城郭構造 連郭式平城
天守構造 独立式望楼型3重5階
築城主と築城年 日根野高吉 1592年
主な城主 日根野氏・諏訪氏
廃城年 1875年
営業時間 4月~9月:9時~17時30分
10月~3月:9時~16時30分
定休日 12月26日~31日
入場料 一般300円 こども150円
駐車場
アクセス JR中央本線上諏訪駅諏訪湖口から徒歩10分

高遠城

築城の詳細は不明ですが、戦国期には諏訪氏の一族・高遠氏が居城としていました。1545年に高遠氏を破った武田信玄の命により1547年には秋山信友らが大改修を行いました。1582年、甲州攻めを行った織田軍により高遠城も落城、その後木曽氏との争奪戦を制した徳川家康のものとなりました。

江戸時代には高遠藩の政庁が置かれ、明治に入り廃城となりましたが、現在も石垣や空堀が残り、城址公園はコヒガンザクラの名所として賑わいを見せます。

読み方 たかとおじょう
別名 兜山城
住所 長野県伊那市高遠町東高遠2295
電話番号 0265-94-2551
公式サイト こちら
城郭構造 平山城
天守構造 ×
築城主と築城年 不明
主な城主 高遠氏・秋山氏・武田氏・仁科氏・下條氏・保科氏・毛利氏・京極氏・鳥居氏・内藤氏
廃城年 1872年
営業時間 ×
定休日 ×
入場料 無料
駐車場
アクセス 「高遠駅」バス停より徒歩15分

上田城

甲斐、信濃に広大な勢力を有した武田家の旧臣の豪族・真田昌幸が1583年に千曲川の流れや沼、崖を利用して築城しました。関ヶ原の戦いの前哨戦であった第二次上田合戦を始め、何度も大軍相手にこれを退けました。関ヶ原の戦い後、一度は破却されますが、1626年に上田藩主となった仙石忠政によって再建が始められました。

明治に入り廃城となり、七つあった櫓は一つを残し売却されたましたが、そのうち二つは買い戻され移築復元され、1994年には東虎口櫓門も復元されています。

読み方 うえだじょう
別名 尼ヶ淵城 真田城
住所 長野県上田市二の丸2
電話番号 0268-23-5408
公式サイト こちら
城郭構造 梯郭式平城
天守構造 不明
築城主と築城年 真田昌幸 1583年
主な城主 真田氏・仙石氏・松平氏
廃城年 1874年
営業時間 8時30分~17時
定休日 水曜日・祝日の翌日
※8月~10月は無休
入場料 一般250円 高大生180円 小中学生60円 未就学児無料
※上田市在住の小中高生は無料
駐車場 90台以上・無料
アクセス 上田駅から徒歩12分